梅雨時期に増える「寝違え」と「ぎっくり腰」
7月も半ばになりましたが、くぼた整骨院がある山梨 甲府はまだまだ梅雨が明けそうにないですねー😔
今日7月14日(日)も高校野球山梨県大会が雨の影響で順延となりましたm(_ _)m
昨年の梅雨はわりと、から梅雨だったのを記憶してるのですが、今年の梅雨は本当に梅雨らしい梅雨で毎日毎日ぐずついた天気が続いてます。
先日のブログ記事で「梅雨と頭痛の関係」を書いたのですが、実はこの時期に増える症状って他にもいくつかあるんです。
それは「寝違え」と「ぎっくり腰(背中)」です。
毎年だいたいこの時期になると増えるので、やっぱり気圧の変化が身体に与える影響ってかなり大きいんだなーと、あらためて再認識させられます。
寝違えとぎっくり腰の共通点
みなさんは寝違えとぎっくり腰ってなぜ起こると思いますか?
朝目覚めたら首が回らなくなったとか、起き上がろうとしたら腰が激痛で動けなかったとか、もしくは何気ない動作で首や腰がビキッとなったとか、お話を伺ってみるといわゆる「急に痛くなった」とおっしゃる方が多いです。
しかしながら寝違えやぎっくり腰の多くは「急に起こる症状」ではなく、実際には疲労の蓄積によって引き起こされているというケースが非常に多いです。
正確にいえば「それまで首や腰に蓄積した疲労が爆発して起きた」症状が「寝違え」、「ぎっくり腰」です。
それがあるキッカケで爆発したに過ぎないのです。
そのキッカケというのが、やっぱりここでも「低気圧」だったんですね。
低気圧によって自律神経のバランスが崩れると
前回でもお話ししましたが、低気圧がくると自律神経が乱れてしまいます。
具体的には交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。
人によって交感神経が優位になってしまう人もいれば、反対に副交感神経が優位になってしまう人もいて、副交感神経優位になってしまう人は、☑なんだか身体がだるい、☑やる気が出ない、☑憂鬱だ、気分が落ち込むetc.の症状が現れやすいです。
それとは逆に、「交感神経が優位になっている」人が今回の「寝違え」や「ぎっくり腰」になりやすいので要注意です。
交感神経優位の状態が続くと身体の筋・筋膜、関節などが緊張します。
身体が緊張していく段階で、自覚症状的に肩がこるなとか、腰が重だるいなとか、首がつまるなとか、気付く人もいれば、自分では身体の変化に気が付かない人も多いです。
身体が緊張してきて上記のような自覚症状が感じられる人は、自分でも何かしらのケアをしたり、早い段階で整体施術などを受けて対処していけば、寝違えやぎっくり腰などの重い症状に発展させないようにできるかもしれません。
しかし、ジワジワと疲労が蓄積されている状態で、身体が緊張してきても自覚症状があまりない方は、ほんのちょっと変な姿勢で寝ただけで首に負担がかかり続けて首がまったくまわらない寝違えが完成してしまったり、いつもであれば何てことないふとした動作を行っただけでグキッとぎっくり腰になってしまって動けなくなるなんてことも非常に多いため、この梅雨時期は身体にとって本当に厄介な時期なのです。
寝違えやぎっくり腰予防にもやっぱり日々のケアが大切です
というわけで、寝違えやぎっくり腰というのは、起こってしまったら激痛になることも多いので、なるべくなら「予防」を目指した方が良いと思います。
首や腰に蓄積した疲労が爆発しないように、身体のケアをしっかり行って日頃から身体に疲労をためないようにしておくことが大切です。
とくに最近はパソコンやスマートフォンの普及で、ただでさえ首と腰に疲労が溜まりやすくなっています。
運動不足の人は軽く散歩する程度でも身体の緊張がほぐれていきますし、もっぱらシャワーだけという人はたまにはゆっくり湯船につかってリラックスすることもいいと思います。
上手に心身のケアをして、もうしばらくは続く梅雨を元気に乗り切ってください😄