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『時にはうまくサボってください』

くぼた整骨院には様々な運動部の子たちがケアに来院してくれます。

先日は高校総体があり、そういった大会前はとくに部活動をやっている学生さんたちが多く来てくれます。

やっぱり大会前なんかはいつもよりも練習時間が長くなったり、あるいは練習内容もよりハードになることで、オーバーワーク的になってケガに繋がるからなのかもしれませんし、あるいはコンディションを調整することでパフォーマンスを向上させたいからということもあるのかもしれません。

競技や学校によっては大会前は毎日ひたすら練習で休みなしなんてことも聞いたりしますが、試合に勝つためには、あるいは目標を達成するためには来る日も来る日も練習に励み、己の技を磨いていく必要があるんだろうと思います。

また、苦しくてしんどい練習をこなし、自分に打ち且つからこそ、忍耐力や精神力が鍛えられることで、そういった力がここ一番というところで発揮されて素晴らしいパフォーマンスに繋がるのだろうとも思います。

前回のブログ、『春の高校野球山梨県大会準々決勝「駿台甲府」🆚「東海大甲府」』『いざ世界大会へ!がんばれ甲府商業高校ソングリーダー部!』でも書きましたが、運動部の子たちの中にはちょっとしたケガや不調があっても練習を休むことはせず、練習をやりながら治すといった子も少なくありません。

練習を休めない、休みたくない理由は人によって様々かと思います。

先日聞いた話だと、ある競技をしている子で、大会中に手を痛めたけれど、その子はチームの主力で自分がここで戦線を離脱するわけにはいかないと思い、めちゃめちゃ痛くてめちゃめちゃ手が腫れてきていたけれど、誰にも気づかれないようにして監督さんにも「手がやばいです」ということを大会が終わるまで言わなかったんだそうです。

で、大会が終わった後に病院に行ったら完全にボッキリ折れていたらしく、ドクターからも「この状態で君よくやれたね😅」と言われたそうです。

立場上、骨折していて試合に出続けるなんてことはまったくおすすめできませんが、しかしながらたしかにそれこそ大事な大会の真っ最中なんて時には、彼のようにチームの主力で自分が抜けるわけにはいかないといった気持ちから、テーピングでガチガチに固定して、あるいは痛み止めの薬を内服したり、注射を打って競技を続行するということも、わからんではないです。

また、同じポジションのライバルに後れをとるわけにはいかない、レギュラー争いから脱落してしまうといった危機感もまた、彼らや彼女たちが練習を休めない、休みたくないという大きな理由の一つになっているようです。

前述したように、ここ一番という時には痛くたってがんばらなければならない、無理をしなければならないこともあるかもしれません。

また、強豪校であればとくに大会前や大会中でなくともオフがほとんどなく、身体を休めることができないといったこともあると思います。

実際、とある学校のとある部活動の子たちに話を聞いたら、「先月(4月)はオフが1〜2日くらいしかありませんでした😭」と言っておりました。

しかしながら、たとえばアクセルを踏みっぱなしでずっとフルスロットルで走り続けたらエンジンも壊れてしまいます。

それと同じで身体だって休ませてあげないとどこかしらに不具合や故障が出てもおかしくはありませんし、すでにそういったことがあるとしたら尚更で、無理を続けていればもしかしたらそれらが悪化してしまう危険性も大いにあり得ることです。

とは言うものの、やはりわかっちゃいるけどといった感じで、前述した理由などで、身体を休めたくても練習がある限りは無理というのが現実で、実際にそういう子たちがほとんどかと思います。

しかし、繰り返しになりますがコンディション不良の状態で毎日の練習を全力で取り組んでいても、かえってパフォーマンスが落ちてしまうかもしれません。

かと言ってやはり練習は休めない。

じゃあどうすんの?ってことになりますが、最近そういった子たちには、「うまくサボる術を身につけよう」と伝えています。

冗談で言っているわけではありません。

本心で言ってます。

練習が毎日あって練習時間も長いから身体を休めたり、ケアをしたいけど整骨院にも行けないのであれば、練習中にうまくサボるべしです。

ですが、けっして監督やコーチ、先輩やチームメートにバレてはいけません。

その競技が大好きですごく真面目な子ほど、毎日の練習を全力で取り組み、苦しい練習にも耐え、努力を惜しまないといった傾向にあり、その結果、身体がボロボロになるというケースがままあるように感じます。

真面目であることや、一生懸命にがんばるというのは何事にも大切なことかと思います。

しかしクソ真面目はよくありません。

「こうあるべき」とか「〜ねばならない」といった気持ちの裏側には、実は自分本位ではない意識があり、度が過ぎるとますます自分を痛めつけてしまうことにも繋がりかねません。

反対に、不真面目とか練習や試合に対して真剣に取り組んでいないというわけではないですが、監督やチームメイトに気づかれないようにうまいことサボりながら、だけれどもここぞという時にはギアを上げて良いパフォーマンスが発揮できるというような、程よく肩の力が抜けていて、自分でうまいこと調整できる子っていて、けっして一概には言えないかもしれませんが、そういう子って身体を痛めても治りが早いし、いい選手だったりもします。

ということで、練習や試合が毎日のようにあって身体を休めることがなかなかできない部活動をやっているという人は、「全力でやってます!」感を全力で演じながら、抜くところはしっかり抜いて、自分の身体を守る術を身につけてくださいませ。

そして、またいつでもケアにいらしてくださいませ。

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院