久々にいらっしゃる患者さんに、「先生やせた?」と最近よく言われます。
そうなんです。
ここ2年ほどで約10kgほど痩せました。
患者さんの中には、「もしかして病気で痩せたんじゃないか」と思われている方もいらっしゃるみたいで、いかにも恐る恐る「痩せた…よね?」みたいな感じで聞いてくれるのですが、ぜんぜん病気じゃありません。
「10kgやせましたー」て言うと、「どうやって痩せたのー」ていう話によくなります。
ということで今回は、こんな記事いったい誰が読むんだ😅と思いながらも「2年でどうやって10㎏やせたのか」について、食事のことや日々の生活で実践していることなどを、つらつらと書いていきたいと思います。
甘いものをやめた
僕は酒が飲めません。
が、甘いものは子供のころから大好きで昔はほぼ毎日のように何かしら食べていたと思います。
ですが30代くらいになってからかな?甘いものを食べたくて食べるのですが、食べるとなんだかだるくなったり気持ちが悪くなることが徐々に出てきたんですよね。
で、いろいろと調べてみると、甘いものを食べると血糖値が急上昇し、インスリンが大量に放出されることで血糖値の乱高下につながるため、「低血糖症」の原因になるだけではなく、「免疫を落とし」「炎症(痛み)を誘発し」「依存体質にする」など身体にとって非常によろしくないことを知り、甘いものをやめました。
とはいっても、よく行く定食屋さんでセットでついてくるアイスクリームは普通に食べますし、たまに患者さんが差し入れしてくれるお菓子などもありがたーく、おいしくいただいており、完全に甘いもの絶ちをしているわけではないのですが、基本的に自ら甘いものを欲して食べるというようなことはなくなりました。
食事は「まごわやさしい」を意識、間食をしない
「まごわやさしい」は日本人の体質に比較的合いやすい食養生の考え方であり、ま(豆類)ご(ゴマ、種子類)わ(わかめ、海藻類)や(野菜、根菜類)さ(魚、魚介類)し(しいたけ、キノコ類)い(いも類)を中心に、主食は白米ではなく玄米を食べています。
また味噌や納豆、ぬか漬け、梅干しなどの発酵食品も積極的に食べるよう心がけています。
要するに和食が中心です。
以前は頻繁に外食に行ってはパスタ、ピザ、ラーメンなどの小麦類を積極的に?食べていましたが、今は外食に行くとしても和食屋さんが多いです。
とは言うものの、やはりラーメンやパスタは大好きなのでたまには食べますし、また患者さんからたまーにいただけるパンなどもありがたくおいしくいただいてます。
それと、以前は仕事中でも暇だったりして小腹が空いた時などはチョコとかクッキー、お煎餅などのお菓子をつまんでいたのですが、間食に関しては今は一切してません。
実は「空腹」って高い免疫を維持するのにすごく大切なことなんです。
3食しっかり食べて、さらに10時と15時にはしっかりおやつも食べて~みたいな生活をしていて常にお腹が満たされている状態って実は免疫力を下げているのです。
空腹時は血中の糖などの栄養分が少なくなることで、白血球などの免疫細胞たちも空腹となり、細菌やウイルス、がん細胞などを勢いよく食べてくれるため、僕らは高い免疫力を維持することができるのですが、満腹になると栄養素が豊富に血中へと運ばれるため、免疫を司る免疫細胞たちも満腹になってお休みモードになり、たとえば白血球では本来のはたらきが2分の1程度にまで下がってしまうため、免疫を落とす要因となります。
したがっていつも満腹に食べていたり、食べる回数が多かったりすると風邪などの感染症やその他の病気にもかかりやすくなるため、日頃から食べすぎは要注意です。
また、身体をあまり動かさない休みの日なんかはしっかり食べるのはだいたい夜ご飯の1食だけで、朝と昼は軽く食べる程度で済ますことが多いです。
そうすることで胃腸も休ませることができますし、たしかに最初のうちはお腹すいたなーという感覚がけっこうありましたが、慣れてしまえばあまりお腹もすかなくなり、またお腹がすいたとしても「免疫が高まってる!」と思えるようになったから?なのか空腹感がむしろ心地よく感じられるようになりました。
週1回のよもぎ蒸し
2021年の8月からくぼた整骨院で導入している「よもぎ蒸し」。
当院では女性限定のメニューとして大変ご好評をいただいております。
女性限定のメニューですが、みなさまによもぎ蒸しの良さをお伝えすべく、僕自身も週1回のよもぎ蒸しを継続して行っております。
よもぎ蒸しはいつもだいたい40分ほど行うのですが、かなり汗かきます。
日によっては最初のうちは汗が出にくい時もありますが、最後のほうになるといつも汗だくになります。
短時間にかく汗は、身体の水分が汗としてただ出るだけなのですが、30分以上時間をかけてじっくりじわーっと汗をかくことで、脂肪燃焼効果も非常に高まります。
さらに薬や化学物質、添加物など、石油由来の物質は脂肪にたまると言われているため、脂肪を燃焼する過程でデトックス作用も期待できます。
こんな感じの生活で徐々に約10kgほど痩せました。
2年前の体重は67㎏くらいでしたが、今朝(2022年4月16日)の体重は56.4kgでした。
毎朝体重計に乗るのですが、今は56~57kgあたりを行ったり来たりしているといった感じで落ち着いています。
自分としては「痩せたい!」と思っているわけではないのですが、上記のような生活をしていたら無理なく苦痛なく自然と痩せてきました。
そして何よりも調子がすごくいいんですよね。
これまでの人生で今が一番調子がいいんじゃないかなと思えるくらいです。
以前は頻繁に頭が痛くなったり定期的に風邪ひいたり調子崩したりすることが多々ありましたが、最近は体調不良になることはほぼなく、妻からも身体が強くなったね〜と言われます。
ちょくちょくブログでも書いていますが、食や健康に対する意識が高まったのは、今も続くコロナ騒動の勃発が自分にとって大きな転換点になったのは間違いないです。
コロナ騒動の「おかげで」と言ったら語弊がありますが、コロナ騒動を契機にあらためて食の重要性や社会のしくみなどについて勉強するようになり、食生活を見直したことがここ2年で10kg痩せて身体の調子も良くなった最大の理由かなと思います。
我が家の愛犬パグのあずき♀7歳。
たまに、あずきにも「痩せたらもっと調子良くなるかもよ」と話しかけますが、
そんな気はさらさらないようです。
山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院