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『出すことで循環が生まれる/汗かいていきましょう♪』

「汗かいててごめんなさい」

夏の時期、施術の時に患者さんからよく言われるフレーズです。

お気遣いいただき恐れ入りますて感じですが、そんな時はきまって「汗をかくのはいいことなので、どんどん汗かいていきましょう♪」と、たとえ患者さんが汗だくであっても、「汗ベチョベチョで気持ち悪いな」なんてことはおくびにも出さずに施術しているわけなんですが、それにしても汗ってほんと嫌われ者だなと、つくづく思います。

よく患者さんに暑いのと寒いのだったら、どっちのほうがマシですか?ていう質問をします。

僕は圧倒的に暑いほうが得意で、寒いのが苦手です。

今年の夏もまだ一度も夜寝る時にクーラーつけないでもいられてますし、休みの日なんかは2階は愛犬パグのあずきとトイプードルのもなかのためにずっとクーラーかけっぱなしですが、僕は1階でクーラーが嫌いな愛猫ハチワレのよもぎとともに、クーラーをかけずに雑用や掃除をしたり、ブログなどを書いたりして過ごしています。

たまに妻が1階に降りてきた時なんかは、「暑っ💢よくこんなとこにいられるな💢お前ら頭おかしいんか💢」と暴言を吐かれたりもしますが、僕自身は別に暑いのを我慢しているわけではけっしてなく、まあでもお年寄りの方は温度感覚が鈍くなることでクーラーをつけずに知らないうちに熱中症になってしまうなんてこともよく聞くので、もしかしたら僕も歳とったら「わしゃクーラー嫌いじゃ」とか言って熱中症になってまわりにご迷惑をおかけするクソGGになりそうだなと、我ながらに思ったりもしますが、しかしながらクーラーの中にいすぎることのほうが身体にとっては良くないんじゃなかろうかと、施術をしていて常々感じています。

たしかに今年の夏も非常に暑く、これだけ暑ければクーラーを使わないわけにはいかないというのはわかりますが、それでもやはり一日中クーラーの中で過ごしていれば身体は知らず知らずのうちに冷えてしまいます。

すると首肩痛や腰痛、身体のだるさやむくみなどに繋がることとなり、実際にここ最近いらっしゃる方々の中には、そういったクーラーによる冷えによって不調になっているのではないかと思われる人もかなり多く、そういったことを自覚している人もいればまったく無自覚の人もけっこう多い印象です。

また、暑いからと言って冷たいものを食べたり飲んだりしすぎると、胃腸が直接的に冷やされてしまい、するとクーラーの冷えと相まって下痢をしてしまったり、反対に便秘になってしまったりなんてことも少なくありません。

当然ながら、めっちゃ暑いのにクーラーかけずに我慢したほうがいいなんてことを言っているわけではありません。

また繰り返しになりますが、これだけ暑ければクーラーは使わないわけにはいかないとは思います。

しかしながら健康に生きるということを考えた時、暑さに負けない、暑さに強い身体を作るという意識を持つこともまた、とても重要なのではないかと考えます。

要するに、ここでようやく冒頭の話に戻りますが、暑い夏こそ意識的に身体を動かしてたくさん汗かいていきましょうということです。

身体を動かすと言っても別に激しく動く必要はなく、運動の習慣がない人であれば、散歩やウォーキングで十分です。

これも当前ながら、真昼間のクソ暑い時間帯にやれとか言っているわけではありません。

直射日光がない朝晩であれば、ある程度は暑さも和らぎますし、外にも出やすくなるかと思います。

そう言うとまた、「いやいや最近は朝も蒸し暑いし、夜も熱帯夜で暑いよ」と言い出す人がいそうですが、まぁそうなんですけどそうではなくて、ある程度暑い中で身体を動かしたほうが汗かきやすいよねってことです🙂‍↕️

なんで汗かいたほうがいいのかと言うと、一つは汗をかくことで身体の熱を発散するためです。

一言で熱中症と言っても、そうなるケースは様々かと思います。

熱中症になる要因の一つに、身体の中に熱がこもることが挙げられます。

たとえば、暑いと汗が出るというのはごく当たり前の自然なことですが、普段からあまり汗をかかない生活をしていると、汗腺の機能が衰えることで、暑くても汗をかけない身体になってしまいます。

とくに女性に多いように感じます。

本来ならば、汗をかいてその汗が蒸発することで体温を下げ、身体に熱がこもるのを防いでくれているわけなんですが、汗腺が衰えてしまうと本来もともと備わっている体温調節機構という素晴らしいシステムが機能しなくなるため、また日頃から身体を動かしていない人は、そもそもの体力自体も十分ではなく、すぐに疲れてしまうし回復もしにくいかもしれず、すると熱中症にもなりやすくなってしまいます。

したがって、熱中症を予防するという観点からも、ある程度暑いなという、あえて汗をかきやすい環境下で身体を動かすことを習慣化することによって、発汗による体温調節がしっかりと行える身体にしておくということは非常に大切なことであり、また暑いとそれだけで体力が奪われてしまいますが、日頃からある程度の暑さの中で運動していると暑さ自体にも強くなり、ちょっとやそっとでは疲れにくくなるため、熱中症なんかにもかかりにくくなります。

そしてもう一つ、汗をかいたほうがいい理由は、解毒・デトックスを促すためです。

『現代病と脂溶性毒』『有害ミネラルを解毒する方法』でも書きましたが、薬や農薬、添加物、化学物質、放射性物質など、現代の毒は脂肪に溜まり、慢性的に毒性を発揮して様々な不調や病気の原因になっています。

しかしながら、現代に生きていれば上記のような社会毒を避け切ることは不可能であり、健康であるための一つの要素として、体内に取り込んでしまったそれらの毒を体外に排出する、解毒・デトックスすることは非常に大切であり、これは時間をかけてじっくり汗をかくことで可能となります。

実際に海外では、薬物中毒者の更生プログラムとして、低温サウナに1日中入り、それを数ヶ月間行う解毒発汗療法が行われています。

じっくり時間をかけて汗をかくと、脂肪燃焼とともに脂肪に溜まった毒が汗とともに排出されます。

解毒発汗療法を行った薬物中毒者の汗の成分を検査すると、覚醒剤やヘロインなどといった薬物の成分が検出されるそうです。

したがって、時間をかけてしっかり汗をかき、脂肪に溜まった毒素を解毒・デトックスしつつ、失われた水分はもちろん、ミネラルやビタミン、良質な脂質・脂質を摂取する意識を持つことが、やはり健康に生きるためにはとても大切であるということです。

しかしながら、動物が生きていく上でかかすことのできない「出す」、「入れる」といった、基本的なことでさえもとくに現代に生きる人たちはできなくなってしまっているように思います。

たとえば、汗かきたくないから、あるいはトイレに行くのが面倒だから水分を控えるなんてことを聞くのも稀なことではありません。

僕たちの身体は「出す」→「入れる」を繰り返し、絶えず循環し続けることでホメオスタシス=身体の恒常性を維持しています。

汗をかき、おしっこを出して水分を摂る。

これを繰り返すからこそ、常に体温や体内の水分量を正常に保つことができるのであって、このサイクルが乱れているから熱中症になったり、身体のむくみなど様々な不調に繋がってしまうのです。

もうすぐ8月も終わりですが、まだまだ暑い日が続きそうです。

ということで、厳しい残暑を元気に乗り切るためにも、汗を嫌わずにどんどん汗かいていきましょう♪

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院