庭のザクロが根本から折れた
ん?
ザクロの木が倒れてる?
5月28日(土)の午後、この日は風が強い日だったんですよね。
施術中に何気なく庭を眺めてみると、明らかにザクロの木が地面に横たわって強風に吹かれているではありませんか。
施術後、急いでザクロに駆け寄ったものの、
あー😱
根本からボッキリ折れてました。
どうにか復活させることができないものか、グーグルで賢明に調べてみましたが、連続性が完全に断たれており、折れた箇所をしっかりと合わせてさらに支柱をしてそれに結えて固定させる等で復活の可能性が多少なりともあるぽかったですが、あいにくそれらを行う道具も時間もなく、残念ながら修復はあきらめざるをえませんでした。
けっこうショックです😩
というのもこのザクロさん、実は3年前くらいに消毒と間違えてなんと除草剤を噴霧してしまい、枯らすという本当に申し訳ないことをした過去があるんです。
しかし根まではなんとか枯れず、その後しばらくしてから新芽が生まれるようになり、幹や枝を伸ばし葉も茂るようになって剪定をしながら今年初めて蕾もたくさんつき、ようやく花も咲いて今年こそはザクロの実もなるかもしれないと、大変うれしく思っていた矢先に根本から完全に折れるという悲惨な事態になり、おそらく剪定の仕方が下手くそだったということも関係していることは間違いなく、またザクロさんに申し訳ないことをしてしまったと自責の念が絶えません。
こんな感じに蕾がたくさんつき、
花も咲いて
ボッキリ根本から折れるという…、そんなことある?て悔やんでも悔やみきれません。
今回のザクロさんは、◯のところから生えており、株の横から生えていたということもあって、もしかすると構造的に強風の影響を受けやすかったのかもしれません。
この話をガーデニングなどもされているJさんにお話ししたところ、「根は生きているだろうからまた新しい芽が生えてきて育ってくるよ!」と温かいお言葉をいただき、折れてから1週間が経過した今日ザクロの根もとからJさんの言葉通りたくさんのひこばえ?が生えてきていました。
また振り出しに戻った感じですが、次こそは果実を実らすことができるようザクロの育て方的なことをいろいろと調べながらお手入れ等していきたいと思います。
それにしても植物の生命力ってすごいなぁと感心します。
先ほども書いたように、数年前にあやまって除草剤を撒いてしまった時は葉っぱが落ち、枝はもちろん幹も枯れ朽ちててしまったため、根もとから伐採し、おそらく根まで完全にダメだろうなぁとあきらめていたのですが、その翌年の春には切り株から新たな新芽が出て今回折れてしまいましたが花を咲かせるまでになるなんて正直思いませんでした。
これはザクロの生命力が強いからというだけではなく、土壌に無数にいる細菌やウイルスなどの微生物たちのはたらきが大きいのだと思います。
微生物たちがいないところには植物は育たないそうです。
反対に微生物が無数に存在する土壌ではさまざまな種類の植物が繁茂するそうです。
タンパク質を食べる細菌、デンプンを食べる細菌、油脂を食べる細菌、セルロース(繊維)を食べる細菌など、さまざまな微生物たちがさまざまな餌(動物や植物の死骸)を食べ、それらを分解してさまざまなミネラルが作り出されることによってさまざまな植物が育ち、またさまざまな動物たちも生きていけると言います。
植物は細菌たちによって作られた栄養を根から吸収することで生きていくことができる。
実はこれ、動物に置き換えてみても、まったく同じことが言えるのです。
僕らの腸内には100兆を超える微生物たちが住んでいるそうです。
僕らの身体の細胞は37兆とも60兆ともいわれていますが、明らかに腸内細菌たちのほうが身体の細胞よりもはるかに多く存在しています。
まさに菌だらけです。
僕らが食べた植物や動物を腸内細菌たちが食べることによって僕らの生命維持に欠かせない栄養素を作り出してくれています。
動物もまた、植物と同じように身体に多種多様な細菌やウイルスなどの微生物たちがいなければ間違いなく健康でいることは難しくなります。
今や抗生剤や添加物の防腐剤など、あるいはコロナ騒動によって至る所に消毒液が置かれるようになるなど、殺菌消毒することが正しいという風潮がありますが、細菌やウイルスなどの微生物たちを過剰なまでに排除することは、身体にもともといる常在菌や常在ウイルスたちによって形成されていた生体防御系を破壊し、身体に悪さをする新たな耐性菌や耐性ウイルスを生むことになりかねず、かえって不健康を招くリスクを伴います。
けっして不潔がいいなんてことはまったくなく、清潔であることは前提として、何でもかんでも殺菌消毒するというのではなく、微生物たちとの共存共栄が健康を保つ上でもとても大切なことだと思います。
山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院