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『梅雨入りでぎっくり腰が急増中~くぼた整骨院の「ぎっくり腰」対処法~』

梅雨入りとともに増えてきているぎっくり腰

くぼた整骨院のある山梨県甲府市も、先週くらいからいよいよ梅雨入りしたそうです。

毎年梅雨になると患者さんが増える傾向があります。

なかでも先週はとくに「ぎっくり腰」がすごーく多かった印象ですね。

先週の一週間だけで新規のぎっくり腰患者さん、たぶん10人くらいいたように思います。

梅雨入りとともに気圧の変化も大きかったり、日によっても暑かったりちょっと肌寒かったりと気温の変化も大きかったりしたことも今回ぎっくり腰の人が増えた一因になっているのだろうなと思います。

ちなみに、気圧の変化が身体に与える影響等については、『気圧と気温と体調不良』『交感神経と痛み』などの過去記事を読んでいただければ幸いです。

「ぎっくり腰」と一言で言ってもいろいろなパターンがあります。

痛みが出ているのは「炎症」を起こしているから、というケースもたしかにあります。

たとえば中腰になった瞬間や重いものを持ち上げようとした拍子に「ヘルニア」を発症してしまったケース。

こういう場合は炎症が起きていることも考えられます。

初見時にヘルニアかそうではない場合を鑑別する際、「下肢への強い痛みやしびれ」があるかないかがひとつのポイントになります。

このように炎症を伴うケースであれば、まずは炎症を抑える施術を行っていきます。

また炎症とともに神経自体も興奮しており、興奮している神経は痛みやしびれを誘発しやすくなるため、神経の興奮を鎮めることで痛みの閾値(痛みを感じるライン)も上がり、痛みの緩和が図れるようになります。

もちろんヘルニアではない場合のぎっくり腰でも下肢へのしびれや放散痛などが見られることは比較的あります。

ぎっくり腰になると筋肉も急激に緊張が強いられたり、神経も過剰に興奮することで少しの刺激でも痛みやしびれを起こしやすくなるため、太ももやひざ下にいく神経が緊張した筋肉に圧迫されたりすることで下肢への症状が誘発されるようなケースですね。

実際に臨床で遭遇するケースは圧倒的にヘルニアを伴わないぎっくり腰であるケースのほうが多いです(ヘルニアの場合は腰部や臀部、下肢への痛みやしびれが尋常じゃなくかなりひどくなる場合も多いので、最初から病院に行く人が多いのかもしれません)。

くぼた整骨院の「ぎっくり腰」対応方法

くぼた整骨院では「どうして痛くなったのか」「どこが、どのように痛いのか」「どうすると痛いのか」などなど、詳しくお話を伺ったうえで実際にできる範囲で身体を動かしてもらって現在どういった状態なのかを確認していきます。

施術中も「施術」と「検査」を同時に行い、身体の状態を確認しながら施術を進めていきます。

この流れの中で、今回の痛みの原因となっているものが筋肉なのか、骨盤なのか、あるいは両方なのか、または腹筋にあるのかなどなどを見極めながら筋・腱の調整、骨盤矯正などを行っていきます。

また、痛みが強く出ている時は交感神経がかなり優位になってしまっていることがあるため、施術前に温めることも多いです(温めると交感神経が鎮まって反対に副交感神経が優位になって痛みの閾値が上がる)。

施術前に温めると、それだけでも「なんかさっきより少し動けるかも」ていう人も結構多いです。

そして、くぼた整骨院では電気治療もかならず行います。

同業の先生でも「電気なんか効かないよ」ていう人がいますが、僕はそうは思いません。

くぼた整骨院では物理療法機器にかなり力入れてます(お金かけてます)。

電気すごい効くと思います。

使い方次第でかなり使えます。

なので、使わない手はないと思います。

もちろん「ぎっくり腰」でもかならず電気治療します。

手技でもうだいぶよくなった!ていう人にも電気治療します。

電気することでまたさらに体動がスムーズになったり、痛みが緩和されたり、また戻りも少なくなると思います。

それと、施術後はできればだらだら散歩してくださいとお話しします。

15~20分ほどお散歩することで骨盤を中心として全体的な筋肉・関節のなじみがよくなってくるので副交感神経が高まりやすくなり、結果として痛みの緩和にもつながり改善も早くなります。

また、今日はできれば湯船につかってよく温まってくださいと伝えます。

温まることで血行も促進されて治りを早める作用も高まります。

まだ梅雨入りしたばかり。

しばらくは気圧や気温、気候の変化による身体への影響が出やすい時期が続きます。

くれぐれも不意にくるぎっくり腰にはお気をつけくださいませ。

また、ぎっくり腰でお困りの方はお気軽にご相談くださいませ~。

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院