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『長引く梅雨と体調不良』

今年の梅雨は雨すごい降りますねー。

梅雨だから雨多いのはわかりますが、それでも毎年こんなに雨降りましたっけ?

70代、80代の方に話を聞いてみても、梅雨でもこんなに毎日毎日雨降った年はあまり記憶ないらしいです。

全国的にも洪水や土砂崩れの被害に遭われた方々もいらっしゃったりしていますし、週間天気予報見ても今後一週間は太陽マーク出ていないので、まだまだ油断できないですね。

で、ここ最近とくに患者さんが激増しています。

みなさん不調ですねー。

毎年例年この梅雨時期は患者さんが増える傾向にあるのですが、今年は例年以上にみなさん調子悪いような印象です。

毎日のようにぎっくり腰の方がいらっしゃったり、首肩つまってしょうがないとか、めまい・頭痛がひどいとか、もうほんと症状はさまざまです。

このブログでも何回も書いていますが、不調の原因のひとつにはやっぱり気圧が影響しているんだと思います。

身体は気圧の影響を受けると自律神経系がうまく働かなくなることで、さまざまな不調が出やすくなります。

交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、オンとオフの切り替えがうまくいかなくなることで寝ても疲れが取れない、あるいはそもそも寝つきが悪くなったり浅い眠りになったりして熟睡できなくなることもあります。

大気圧はどうしたって変化してしまいます。

自分の身体でその影響を受けないように対応していくほかありません。

そこで有効になるのは、やはり入浴です。

これも以前ブログで書きましたが、入浴のメリットとして当たり前ですが、お湯につかることで身体が温まり、筋肉や関節の緊張がほぐれたり、血行が促進されて身体の循環が良くなります。

加えて湯船につかると水圧が身体にかかることで身体のなかの内圧が下がります。

内圧が下がるということは身体のなかの血管が拡張されたり、いろいろな組織の圧迫が解放されやすくなるので、さらに血行促進&筋肉・関節の緊張低下につながります。

そしてお湯(水)につかると浮力の効果で重力から解放され、この感覚が心身のリラックス効果を高め、交感神経優位から副交感神経優位に切り替えてくれる作用があるため、自律神経が活性化されることで気圧の変化による不調の予防に非常に効果的なのです。

ちなみに今回の新型コロナ騒動。

世界各国の患者数及び死者数がはたして正確な数値なのかどうかは置いておいて、日本は世界的に見てだいぶ少ないのですが、これは入浴の文化があることも一因なのではないかとも言われているそうです。

体温が低い人ほど感染症やさまざまな慢性疾患に対しても罹患しやすいことが分かっています。

湯船につかって温まると体温も上昇し、免疫力が強化されることで病気になりにくい身体づくりにもつながります。

くぼた整骨院に来院された初めての患者さんには、かならず「湯船につかりますか」て聞きます。

毎日シャワーだけで湯船にはつからないという人が、若い人ほど多いですね。

僕もみなさんに、湯船にゆっくりつかってくださいねって言っているわりには最近は忙しさにかまけてここ1週間くらいはシャワーだけになってしまってます😅

今日は休みだし、ゆっくり湯船つかろうと思います。

これからまたしばらくは梅雨が続きそうです。

湿度も気温も高く、気圧の変化も大きいこの時期を健康で元気に乗り切るためにも、みなさんも週に1回でも2回でも湯船にゆっくりつかって環境の変化に負けない身体づくりを日頃から心がけてやっていただけると幸いです。

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院