中国でCOVID-19肺炎の治療に水素酸素混合ガス吸入が導入されている
2020年2月、中国でCOVID-19による肺炎の治療に「水素酸素混合ガス吸入」が導入されました。
すでにここ数年で、広州医科大学と民間企業が協力して「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の治療に対して水素酸素混合ガスの吸入が行われており、その症状改善に非常に有効であるというデータが得られていました。
その実績をもとにして今回のCOVID-19による肺炎の治療に対しても、この水素酸素混合ガス吸入を中国の武漢でも試してみたところ、症状に明らかな改善が認められました。
これを受けて中国では武漢以外の都市でもCOVID-19による肺炎の治療に水素酸素混合ガス吸入療法が実施されるようになりました。
そして現在では多くの病院の集中治療室に水素酸素吸入ガス吸入装置が導入されています。
中国では中国国務院(日本でいう厚生労働省)によって水素酸素混合ガス発生装置を重要な医療機器であるとしてすでに「国家第三類医療機器」に認定しており、これから機器の増産体制を整えていくそうです。
世界に先駆けて水素酸素混合ガス吸入をCOVID-19による肺炎の治療に導入している中国ですが、これは国家衛生健康委員会専門家グループ長である鍾南山氏の力によるところが大きいそうです。
鍾南山氏とは2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の対策でも中心的な役割を果たしていて、また水素医学に対しても非常に精通している人物で、2016年から水素酸素混合ガス吸入の臨床試験を実施しており、慢性肺疾患に対して水素酸素混合ガス吸入が非常に有効であることを確認していたそうです。
感染症対策のトップであり、水素医学に精通している鍾南山氏がいたからこそ、中国では迅速にCOVID-19による肺炎の治療に水素酸素混合ガス吸入をいち早く導入することができ、COVID-19による肺炎の大幅な改善につながったのです。
また3月3日に発布された中国の「対新型コロナウイルス肺炎診療方案第7版」には、水素酸素混合ガス吸入が正式に「標準治療」としてすでに記載されています。
テレビや新聞では新型コロナウイルスの治療薬としてはアビガンが〜とか、レムデシビルが〜とか、よく見聞きしますよね。
もしかしたらCOVID-19に効くかもしれないけど、副作用の危険性も非常に高いとか。
水素酸素混合ガス吸入であれば副作用はまったくないです。
安全で、なおかつ中国では上記のようにCOVID-19に対して大幅な改善が認められているのだから使わない手はないと思うのですが。
テレビや新聞で盛んに「新型コロナに水素が効くかも」とか言えばいいのにな。
残念ですね。
山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院
参照:中国で新型コロナウイルス肺炎の治療に水素吸入を導入「スイスピ【水素についての情報チャンネル】」