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『なぜコオロギ食を推し進めるのか?』

最近、テレビや新聞、インターネットなどでも盛んに昆虫食を推進している様子を見聞きします。

なんでも「世界的に人口が増えすぎていて近い将来に食糧危機が起こるから」というのも理由の一つであり、また「牛のゲップにはメタンガスが含まれていて、温暖化の原因になっているから今後は牛を減らしていって温暖化を防ぐ」ていう建前で、さまざまな昆虫を使った食品が続々と作られているみたいです。

たしかに昔からイナゴや蜂の子なんかは日本人も貴重なタンパク源として食べてきたと思いますし、昆虫などを食べることに対して僕自身はあまり抵抗がないというか、別に普通に食べられます。

なので、もし本当に食糧難の時代が到来し、昆虫などを食べざるを負えない状況になったとしてもとくに困らないかなと思います。

ちなみに今年から学んでいる薬害研究センターの第9回目の講座だったかな?昆虫などの、いわゆるゲテモノを食べる回があるそうです。

「なんでわざわざ虫食うの?」って思う人もいるかと思いますが、内海先生いわく「好き嫌いがあるとか、そもそも虫でもなんでも食うことができない奴が食(食事指導)を語ってんじゃねー😤」ていうことらしいです。

動物が生きていくためには食べなきゃならないわけで、僕らが食べるということは植物や動物たちの命をいただいているってことですよね。

命をいただく以上は、僕らのために命を捧げてくれた生き物に対しての敬いって絶対に持たなきゃダメだと思います。

ましてや人間の都合で不本意ながら殺されて食べられようとしている時に「キモい」とか言われたら、僕だったらそいつ呪ってやりますね。

それこそ昆虫たちにしてみたら、人間ほど卑劣で傲慢でキモいクソヤローな生き物はいないって思ってるかもしれませんし。

別に率先して昆虫などを食べたいわけではありませんが、要するに命を繋いでいくために食べられるものはなんでもありがたくいただくっていうことです。

で、昆虫のなかでも最近はとくに「コオロギ食」を目にする機会が多く、インターネットやSNS等でもコオロギに対するさまざまな意見が飛び交っています。

コオロギは栄養価が高く、大量生産が可能であるなどの肯定的な意見も見受けられますが、反対意見のほうが圧倒的に多い印象で、たとえば昔から食べてきた習慣がなく、旧約聖書にも「イナゴの類は食べていいがコオロギはダメ」みたいなことが書かれており、漢方でも「イナゴは無毒だがコオロギは不妊にする」と言われているそうです。

また、コオロギなどの昆虫食を推し進めたい理由に、昆虫食以外でもさまざまな食べ物で「ゲノム編集食品」をスタンダードに持っていきたいという思惑が隠されているようです。

ゲノム編集食品とは、たとえば魚で筋肉が無限に増えるように遺伝子操作することで筋肉ムキムキの魚が作られたり(食べられる量を増やすため)、アミノ酸の一種であるGABAを大量に含むトマトが作られたりします。

しかし、ゲノム編集食品はそうである旨の表示義務がないため、食べたくないと思っても避けることはほぼ無理です。

もうすでに商品化されているコオロギパンなんかも、もしかしたらゲノム編集で大量生産されているコオロギ?なんて邪推してしまいます。

推進する人たちはゲノム編集食品は安全であると言っていますが、しかしながらゲノム編集食品の危険性を訴える人たちは、ゲノム編集はまだまだ新しい技術であり、遺伝子組み換え作物と同様に遺伝子を操作して作られたものであることには変わりなく、それらの食べ物を食べることで長期的な遺伝子レベルでのリスクを懸念しています。

ですがそう遠くない将来、スーパーやコンビニなんかでもコオロギパン、ゴキブリミルク、ハエの幼虫クッキーなどが普通に売られるようになるのかもしれません(実際にもう作られています)。

普通に、食べたいとは思いませんが。

先日のYahoo!ニュース記事↓、

なぜ最大4万頭の乳牛の殺処分が必要? 元農水省官僚「農政の失敗。それを国民が負担」【WBS】

簡潔に言うと「牛乳もういらないから牛をぶち殺したら1頭につき15万円あげるよ」っていうことです。

「国は、生産を抑制するために3月以降、乳牛を処分すれば1頭当たり15万円の助成金を出す政策をスタート。22年度の補正予算に50億円分を計上し、年間で最大4万頭の処分を見込んでいます。」

乳牛の殺処分、ここ最近の養鶏場や鶏卵加工工場の相次ぐ火災、鳥インフルエンザでの数万羽に及ぶ殺処分など、すべては「偶然」ですが、控えめに言っても「人間て生き物は本当に最低最悪のクソヤロー」だなって、心の底からそう思います。

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院

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