先月で修了したNPO法人薬害研究センター認定セラピスト養成講座。
この講座を開催している内海聡先生は医師でありながら「市民がつくる政治の会」という政治団体の代表でもあるんです。
内海先生は医療や食、教育などさまざまな分野においての啓蒙活動を十数年にわたり精力的に行ってきました。
しかし社会は良くなっていくどころか悪化するばかりという状況を目の当たりにします。
啓蒙活動だけでは日本は変わらない。直接政治に関わり、活動していくことで1人でも多くの人々が「政治」に興味・関心を持つこと。
そうしていかなければもはや危機的状況にある日本社会を変えていくことはできないという危機意識のもと、前身の「日本母親連盟」を経て、「市民がつくる政治の会(市政の会)」が発足しました。
市政の会は全国に各支部があり、山梨は北陸甲信越支部の長野山梨地区になるわけなんですが、今回のzoomお茶会の会場は長野県上田市で開催ということで、また日曜日ということもあって初参加してきました。
昨今のコロナ&ワクチン政策及び今後政府が推し進めていきたいであろうmRNA製剤について、移民問題、福島原発処理水問題、インボイス制度にいたるまで、日本社会を取り巻くさまざまな時事問題をテーマに、内海先生の講義&質疑応答形式の勉強会でした。
内海先生は「2025年に日本はなくなる」と前々から言っていて、これは日本が沈没するとかということではなくて、日本人としての主権が今後ますますなくなっていき、生活もより一層苦しくなり、日本において日本人でありながら生きにくい社会になっていくということです。
たしかにここ最近では食料品、生活雑貨、ガソリン、電気代など、まさに生活に直結するありとあらゆるモノやサービスの値上がりが著しく、これは庶民であれば誰でも実感としてあるのではないかと思います。
患者さんと話をしていても、「スーパー行ってもいろんなモノが高くなりすぎちゃって買いたくても買えないよ」とか、飲食店を経営している人は「電気代だけで○十万円払うなんてやってらんないよ」とか、またIT系の仕事で個人事業主をしていた方は、「インボイス導入で確実に年収が減るから個人事業主はやめて会社員になった」など、最近とくにそんな話ばっかり聞くようになったような気がします。
物価高もインボイス制度も増税も、お金持ちの人たちにとってはもしかしたら痛くもかゆくもないかもしれませんが、一般庶民の我々にしたらものすごく家計に響くわけなんですよ。
しかしながら、いろんなことを我慢して、日々の生活を切り詰めながら懸命に生きている国民が大勢いるにもかかわらず、どこぞの首相さんはその国民が支払った税金を海外諸国に億単位で、場合によっては数兆円規模で資金援助するというような約束をバンバンしてきちゃうんだから「おい💢」て思うのは僕だけではないと思います。
「所得税を減税する」とか言ってますが、実質的には来年のことですし、たとえば食料品だけとかでもいいし、時限的でもいいから消費税を減税するとか、たしかにこれもすぐにはできないのかもしれませんが、国民は今が大変なのだから今すぐに生活の助けとなるようなことをやってくれよって多くの国民が思っているのではないでしょうか。
ここ30年で実質賃金は下がる一方です。
今後さらに日本でも貧富の差が顕著に見られるようになると言います。
富める人は富み、貧しくなる人はより貧しくなる。
よく「政治に対して無関心な人はいても政治に無関係の人はいない」と言われたりしますが、本当にその通りだと思います。
自分自身まだまだ政治や経済など、正直なところわからないことだらけです。
しかし政治は自分の生活に直結することは間違いなく、政治に無関心でいることがゆくゆくは自分の生活を苦しめることになるのだということを肝に銘じてこれから勉強していかなければと思います。
山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院