足の裏が痛い~足底腱膜炎~
よくある足部の障害に「足底腱膜炎」があります。
足底腱膜とは踵骨(かかとの骨)から足の指まで付着する非常に強靭な腱膜で、足の内側縦アーチ部(土踏まず)を支える非常に大切な役割を担っており、歩行及びランニング時などにおける地面からの衝撃を吸収してくれる、いわばクッションの働きをしてくれています。
✅歩きすぎた
✅靴を替えた
✅長時間立ちっぱなし
✅激しく運動をしている etc…
足の裏に痛みが出現する原因はさまざまですが、足裏の痛み(足底腱膜炎)は上記のように足裏にある足底腱膜やその付着部に過度な負担をかけ続けることで炎症が起きてしまい、痛みとして出現すると言われています。
足裏の痛み(足底腱膜炎)、どんな人に多い?
足底腱膜炎は、陸上競技やサッカー、バレーボールなどなど、ランニング動作やジャンプ動作が多いスポーツを行っている方に比較的多い障害ですが、仕事で立ちっぱなしの人や営業などで歩くことが多い人も足裏の痛みを訴えていらっしゃるケースが多いです。
また、もともとふくらはぎの筋肉や足裏の柔軟性が乏しかったり、足の構造的に扁平足の人(土踏まずが高い=ハイアーチの人も足底腱膜炎になりやすいと言われています)の場合は、ランニングやジャンプ動作、長時間の立位及び歩行などによって足底腱膜にストレスが強くかかってしまうため、足底腱膜炎になりやすいと言われています。
くぼた整骨院の足裏の痛み(足底腱膜炎)対処法
①ふくらはぎ~足裏の筋・筋膜を調整
足底腱膜炎の人は、前述しましたがふくらはぎ~足裏にかけての筋緊張が非常に強くなっている人が多いです。
とくにふくらはぎの筋肉がかたいと足の裏への負担が増してしまうため、ふくらはぎの柔軟性をしっかり出すように調整を行うことが大切です。
また、足部には足根骨という骨が7個あり、それぞれ関節を作っているのですが、足裏の筋の調整を行うのはもちろん、足根骨どうしの関節、足根骨と中足骨で作られる関節も調整し、足裏への負担が軽減されやすいように調整していきます。
②超音波療法
足底腱膜炎のような足裏の痛みにも超音波治療器が活躍してくれます。
1秒間に300万回のミクロマッサージが損傷箇所の修復を促し、また立体加温効果で深部組織の緊張を緩和・疼痛を軽減してくれます。
③骨盤矯正
足底腱膜炎のような足裏の痛みを訴えて来院される方に、くぼた整骨院では必ず骨盤矯正を行います。
足底腱膜炎に、骨盤矯正かなり効くんです。
足裏の痛みに骨盤矯正?なぜ?という人も多いと思います。
でも、なぜか効くんです(笑)
足裏の痛みが強くて足を引きずりながら来院される人でも、足には一切触れずに骨盤矯正だけで、痛みが緩和して足を引きずらずに歩けるようになることも珍しくないほどです。
また、足底腱膜炎のような足裏の痛みだけでなく、足部の痛み全般に骨盤矯正が著効を示すことが非常に多いんです。
つい先日も、いろいろな不調の時に来院してくださるご近所のSさん(50代男性)が、結婚式で慣れない革靴を1日履いていたら徐々に左足背部の指の付け根が痛み出し、翌日にはびっこを引かないと歩けないくらいに痛みが強くなってしまって来院されたので、骨盤の状態を確認したところ矯正ポイントにかなりの抵抗感を感じたんですね。
これはいけそうかなと思いながら骨盤矯正すると、足をついた時の痛みが明らかに違う!とおっしゃっていただき、最終的に痛みをゼロにすることはできませんでしたが、来る時よりだいぶ楽だ!と言って帰っていかれました😆
なので、足裏の痛みも含め、足部の痛みには必ず骨盤矯正をします。
もちろんすべての痛みに100%効く、というわけではありませんが、それでもかなりの確率で変化が認められます。
骨盤矯正の師匠である吉岡先生も、足の痛みに骨盤がなんで効くのかはわからん!し、すべて説明がつくわけではないけれど、骨盤矯正が著効を示すケースはおそらく常に痛む箇所に荷重(負担)が集中してしまっていたのを、骨盤を正常な状態に近づけることで荷重のバランスを変え、患部への負担の集中を排除することにより、痛みが消失するのではないかと、おっしゃっていた、ような気がします😅
なったことがある人はよくわかると思いますが、足裏の痛み、つらいですよね。
とくに朝の一歩目が泣きたくなるほどつらいという人も多いです。
足の裏が痛くて部活動を休んでいる、最近なんだか歩くと足の裏が痛い、立っていても痛くなってきた、足をつくのもしんどいなどなど、足の裏の痛みでお困りの方は一度ぜひお気軽にご相談ください。