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『首が痛い4才児』

薬害研究センター認定セラピスト試験もようやく終わり、先ほど無事に提出することができました。

30問をそれぞれ400〜800字程度で論述形式でまとめるというのは、なかなか大変な作業でしたが、あらためて内海先生の講義内容を思い出したり、講義資料や書籍、動画などを参考にしつつ、再学習し直したことで、昨年薬害研究センター認定セラピスト養成講座で学んだ内容をより一層深く理解できるようになったと思います。

やっぱり試験て大事だなとあらためて思います。

そして、先週の日曜日は薬害研究センターで「第1期社会論講座」があり、第1回目の講座に参加してきました。

この講座では現代の社会システムはどのように作られているのかや、政治的なこと、経営について、思想や哲学、これからの日本で生きていく方法などを約1年かけて学んでいきます。

このような内容の専門講座は今回が初めてということで第1期となるのですが、昨年受講した薬害研究センター認定セラピスト養成講座とはまた違ったかたちで、内海イズムを直接学ぶことができるので、これからまた月1での講義が楽しみです。

と、ここのところ多忙でやはりブログの更新もなかなかできず、久々の投稿となりますが、それにしてもここ最近はまわりで体調を崩す人が多い印象です。

患者さんとお話ししていても、こないだ風邪ひいて高熱出て休んでたとか、子どもの学校が学級閉鎖、学年閉鎖になったとか、そういったお話をよく聞きます。

あるいは体調不良で予約をキャンセルする電話もけっこうかかってきたりと、やはり風邪やインフルエンザなどが流行っているんですね。

首が痛い4才の男の子

4才のMくん。

昨日から首が痛いとのことで来院されました。

お父さんいわく、昨日寝転がって遊んでいたら急に「首が痛い!」と訴えるようになったとのこと。

首の片側が痛く、顔を左右に向けたり動かすと痛みが出るらしく、今朝はお父さんが抱っこした時も「痛い!」と言ってすごく嫌がる様子をみせたそうです。

なんでも昨年末?に風邪ひいて咳をしたり、そこからアレルギー性の鼻炎?になって鼻がつまっちゃって夜もいびきをかいて無呼吸?みたいになって苦しそうなんだとか。

それで寝不足ぎみらしく、そういったことが積み重なって首の筋肉が固くなり、寝転がって遊んでいた時に筋違い?を起こして痛めちゃったのかなぁ、というのがお父さんが教えてくれた大まかな内容です。

たしかに寝違えたり遊んでいて筋違いみたいになって首を痛めることって幼児にだってあり得ることだし、そうやって首を痛めて来院する小さいお子さんは実際にいます。

が、「首を痛がる子ども」ていう時点で、めっちゃあやしい。

窪田「最近風邪ひいて熱出たとかないですか?」

お父さん「いやーないですけど今朝熱計ったら37.2℃だったらしいです。」

おもむろにMくんの額に手を当てるお父さん。

明らかに「ん?」みたいな顔して、「体温計ありますか?」と。

体温計がピピピッと鳴ると同時にお父さん「まじか!?」

体温計38.4℃。

お父さん「そんなはずは…」

信じたくないお父さん再度チャレンジ。

38.7℃。

慌てるお父さんを「お父さんどうしたの?」みたいな顔して見上げているMくんのかわいい顔が忘れられませんが、こういうことってけっこう少なくないです。

とくに小さなお子さんの場合に、風邪などのウイルスや細菌感染によってリンパ節炎を起こすことで、首を痛がることって割と多いんです。

今回のMくんのケースは現在進行形で風邪症状に伴うリンパ節炎かと思われますが、数日前などに風邪ひいて一度良くなった後にウイルスや細菌が残っていてそれがリンパ節炎を起こすことで遅発的に首の痛みを訴えるケースがあります。

なので、とくに小さなお子さんの場合にはかならず問診の時に風邪などの既往がないかどうかを確認します。

ということで、「おうちに帰ってゆっくり休もう」とお話ししてお帰りいただきました。

冒頭でも書いたように、今けっこう風邪やインフルエンザなどの感染症が流行っています。

みなさまも体調など崩さぬようくれぐれもお気をつけください。

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院