新型コロナワクチンの接種状況
「Our World in Data」の集計(2023年5月28日時点)によると、世界のコロナワクチン接種回数(100人あたり)は日本が約309回で第1位、第2位にベトナム(約271回)、第3位に韓国(約250回)となっています。
日本国内では1回目、2回目を接種した人は全体の80%を超え、65歳以上となると9割近くの人が2回目接種を完了し、そして9月20日からは多い人で7回目というワクチン接種が始まっています。
約2年半前、コロナワクチン接種が始まる頃、テレビや新聞では盛んに政治家や専門家と称する人々が「2回接種すればコロナに罹りにくくなる」「集団免疫ができてコロナは収束する」「もしも罹ったとしても重症化を防ぐ」などと大々的に宣伝し、テレビのCMや新聞広告でも芸能人やスポーツ選手を起用したワクチンキャンペーンが繰り広げられた結果、国民の8割以上がコロナワクチンを複数回打ち、日本はコロナワクチン接種率が世界で第一位となり、またマスクの着用率も世界一ですが、WHOがまとめた新型コロナ感染症の集計では、日本は週間感染者数が2022年11月から14週連続で世界一を記録しています。
2023年1月11日までの1週間では、118万232人で、2位のアメリカ(46万2944人)とは倍以上の開きがあります。
また、世界68ヵ国を対象に、「国民のワクチン接種率」と「人口100万人あたりの1週間の新規感染者数」を照らし合わせると、接種率が高い国ほど感染者が多いという調査結果も出ています。
アメリカのCDC(疾病対策センター)が33万人を対象にした研究では、未接種、2回、3回、4回とワクチンの接種回数が増えると、感染率が29%、33%、38%、41%と高くなることがわかっています。
また、日本でも同様の調査データがあります。
2022年9月に開催された厚生労働省のアドバイザリーボードでも、未接種より2回、3回接種のほうが新規陽性者の多い年代が続出し、とくに65〜69歳においては10万人あたりの新規陽性者数が未接種グループは194.9人だったのに対して2回接種グループでは584.7人と3倍近い差が出ています。
そして、先ほども書いたように、ワクチン接種が始まったばかりの頃は、政治家やテレビに出てくる学者や医者たちは「感染予防効果があるから」と接種を推し進めてきたにも関わらず、コロナ陽性者が減らないどころかますます増え続けると、それに伴って今度は「重症化を防ぐ」という言い方に変えながらワクチン接種を推進してきました。
最初は感染を予防すると嘯きながら、感染が拡大していくにつれて重症化を予防すると言説を変えるのは昔から製薬会社や政府の常套手段であり、いつもその手法で接種者を増やそうとします。
↑2022年8月10日開催の第94回アドバイザリーボード資料「ワクチン接種回数別の重症者数と死亡者数」
さらに、5回目接種がスタートした後の2022年12月から1か月あまりでコロナ陽性の死亡者数は1万人を超え、過去最大を記録しました。
また、京都大学名誉教授であり、一般社団法人ワクチン問題研究会の代表理事でもある福島雅典教授は、ワクチン接種回数別の陽性者数、重症者数、死亡者数を公表するよう厚生労働省に開示請求をしましたが、厚生労働省側は「データがない」として不開示としています。
これらのことからも、ワクチンを複数回接種することによって、果たして本当に重症化を防いでいるのか、死亡者数も減っているのか、正直甚だ疑問です。
あらためて、今回も新型コロナについてつらつらと書いてきましたが、別に僕が書いたこの記事を信じてくれとはまったく思いません。
たしかにインターネットの情報は玉石混淆であり、さまざまな情報で溢れているかもしれません。
しかしながらテレビや新聞からの一方通行の情報を鵜呑みにするのでなく、自らで情報を取りに行き、今の日本がどのような状況にあるのかを1人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
そして、「健康」を人任せにするのではなく、さまざまな情報を得たうえで自分自身で考え、判断していくこと。
それが自分や大切な家族を守るために、とても大切なことかと思います。
山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院
参考資料 ・全国有志医師の会 ・一般社団法人ワクチン問題研究会 ・令和5年9月18日開催「どうする?新型コロナワクチン相談会」スライド資料 ・ここまでわかった!「コロナワクチン後遺症」 宝島社 2023年 ・医師が教える新型コロナワクチンの正体2テレビが報じない史上最悪の薬害といまだに打ち続ける日本人 内海聡 著 2023年