055-234-5455

『内海式精神構造分析法の勉強会に行ってきました♪』

9月14日(日)は勉強会で久しぶりに東京に行ってきました♪

この日は内海式精神構造分析法(内海式根本療法)の勉強会で、一般の方から応募を募り、10人の内海式根本療法セラピストがそれぞれ分析を行っていくというものでした。

内海式の勉強会は、内海先生が主導で行うzoomでの症例検討会に数回参加したことはあるものの、実際のクライアントさんの分析を短時間でリアル(対面)で行うといった勉強会は初参加でした。

クライアントさんの情報(参加目的、成育歴、学歴、病歴、恋愛歴、職歴など)は、クライアントさんにあらかじめ提出していただいたのですが、その他の情報(家系図作成、家族の性格や家族との関係性など)は勉強会当日に約3時間をかけて聴取しつつ、10人のセラピストが順番に質問していきながら分析のヒントを集めていき、残り1時間を切ったくらいでいよいよ各セラピストによる分析&発表といった流れで午前午後で1人ずつ、計2名の分析を行いました。

詳しいことは書けませんが、午前中のクライアントさんの経歴は内容が濃すぎて、まさに波乱万丈な人生を歩まれてきた方で、まず家系図が書けない😅というなかなか経験しないケースでした。

なので、僕自身は情報収集&分析する時間が約3時間あっても時間が全然足りない感じで、分析&発表もうまくまとめることができなかったように思いますが、先輩セラピストのみなさんの分析は聞いていても「なるほど💡」と思える内容で、短時間であっても、また情報量が多くてもしっかり分析が行えているし、またそれらをうまくまとめて発表できていて純粋に「すごいなぁ」と感心してしまいました。

本来の精神構造分析法のセッションは、情報収集から始まり、目的設定まで1から10の手順に沿ってセッションが計4〜6回程度(セラピストによって異なります)行われるのですが、セッションではセラピストはクライアントに答えを言ったり、また答えに誘導することやセラピストの考えを直接クライアントに伝えたりすることはありません。

セラピストはクライアントの家庭教師のような存在であり、セラピストとクライアントが共同して「なぜ問題は生じているのか?」ということを探っていくのですが、あくまでもクライアント自身で複雑に多重層構造をなして存在している自らの深層心理に気づくことが、問題解決につながっていきます。

が、今回の症例検討会はあくまでもセラピストのための勉強会ということで、クライアントさんもその点は了承した上で参加してくださっています。

午後の方は、これもまた詳しくは書けませんが、両家ともまさに「華麗なる一族」を絵に描いたような家系であり、側から見れば一見すると理想的に見えるかもしれない家族や家系に生まれ育ち、しかしながらだからこそ生じたさまざまな感情のジレンマなどなどが、クライアントの抱える問題に大きく関係しているであろうことが浮き彫りとなりました。

時間の関係で、分析を発表するのはクライアントによる指名制で4人が選ばれたのですが、やはり先輩方は短時間で得られた点と点でしかない情報を繋ぎ合わせて、あるいは組み合わせてクライアントの抱える問題はなぜ生じたのかということをしっかりと分析&考察していて、なおかつそれらを理路整然と話されているのを間近に見ることができ、非常に勉強になりました。

僕は指名されなかったので、発表はしませんでしたが、もしも指名されて発表していたとしても、先輩方のように分析→まとめる→言語化するといったことが、はたしてちゃんとできただろうか🤔と思います。

今回の勉強会では、頭の回転が僕が一周するところを諸先輩方は5周くらいしているんではなかろうか??と、自分のポンコツさを痛感するとともに、短時間でも的確な分析を行い、それを言語化していく力を培っていかなければということを実感し、自分自身の課題をあらためて自覚・認識することができた、とても良い機会となり、僕にとって非常に有意義な勉強会でしたが、大先輩である髙橋こーじー先生の分析が聞けなかったことが少々残念でした😢

髙橋先生は、なぜか午前午後とも指名されず、勉強会の最後に午後の方に「なんで僕を指名してくれなかったんですか?」て聞いたところ、

「たくさん質問してくれて話しやすかった人を選びました。それと、はるばる広島から来てくれたと聞いて。」とクライアントさん。

「僕は北海道から来てるんですけど😅」と返す髙橋こーじー先生😆

最後のオチも素晴らしい勉強会でした。

髙橋こーじー先生お誘いいただきましてありがとうございました。

今後とも宜しくお願いいたします🙏

内海式精神構造分析法

◯内海式精神構造分析法の記事一覧

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院