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『仙骨を温めると痛みや不調が和らぐ/「仙骨カイロ」と「よもぎ蒸し」のすすめ』

12月もなかばに差し掛かり、寒さもより一段と厳しくなってきました。

昔から「冷えは万病のもと」と言うように、身体を冷やすとさまざまな痛みや不調の原因となるため、真冬に向かうこれからの時期はとくに身体を冷やさない、身体を温める意識を持つなどの寒さ対策が大切になります。

施術をしていて、患者さんから「冷やしたほうがいい?温めたほうがいい?」ということをよく聞かれます。

足首の捻挫だったり、どこかをぶつけて痛めたなど、あるいは熱を持っている、腫れているなどの場合は冷やしたほうがいいかと思いますが、それ以外のたいていの症状は断然温めてあげたほうが痛みや不調が和らぐことが多いです。

たとえばそれがぎっくり腰であっても首の寝違えだったとしても、とくに施術後は「冷やさず温めてくださいね」とお伝えします。

ぎっくり腰や寝違えなどで痛みが強く出ている時は、筋肉や関節に存在して張力や伸縮度を感知する感覚受容器(センサー)が過敏に反応し、その情報が電気信号として脳に伝達されます。

すると今度は脳が痛みを感じる神経を過敏にして身体が緊急事態であることを知らせます。

それゆえ通常であればスルーされるような、身体をちょこっと動かしただけの弱い刺激であっても、脳の指令によって痛みを感じる神経が過敏になっているため、強い痛みとして意識されてしまいます。

いわば脳が強い痛みを引き起こしているとも言うことができると思います。

このような場合に冷やすとさらに神経が過敏となり、痛みを感じやすくしてしまうことがあり、反対に温めることで交感神経が鎮まり、副交感神経が優位になることで過敏になっている神経の興奮が鎮まり、徐々に痛みも和らいでいくことが非常に多いです。

「仙骨カイロ」で痛みや不調を和らげる

そして、夏場では提案しにくいのですが、秋〜冬、春くらいまでの期間は「貼るカイロ」をみなさまにおすすめしています。

腰痛やぎっくり腰、坐骨神経痛などの症状であれば、仙骨にカイロを貼るのが非常に効果的です。

↑プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器系 第2版 医学書院 2014年より

仙骨は骨盤を形成する骨であり、上半身をしっかり支え、上半身と下半身をつないでいる人間の骨格の要となる重要な骨です。

背骨には自律神経を調節している神経細胞が集まっているのですが、仙骨部は筋肉や脂肪がつきにくく、体表から骨が近いため、骨自体に熱がダイレクトに伝わりやすく、したがって仙骨を温めることで副交感神経が高まって血行も良くなり、痛みや不調が和らぎます。

実際に仙骨にカイロを貼ると、腰まわりはもちろん、足もぽかぽか温かくなり、身体全体も温まってきます。

よもぎ蒸しで仙骨を温める

上記のように仙骨を温めることで副交感神経が高まり、さまざまな痛みや不調の解消につながっていきますが、仙骨を温めるのに非常に効果的なものとして「よもぎ蒸し」があります。

よもぎ蒸しは仙骨はもちろん、よもぎの蒸気で骨盤全体をダイレクトに温めることができます。

骨盤の腸骨と仙骨で作られる仙腸関節は、本来1〜数㎜のごく狭い範囲で動きがあるのが良い状態と言うことができるのですが、このわずか数㎜の遊びがなくなり、ゆがんで固まることで、さまざまな痛みや不調の原因となります。

よもぎ蒸しは仙腸関節もしっかり温めることができるため、仙腸関節の柔軟性も高まり、本来の遊びが保たれやすくなります。

また、よもぎ蒸しは骨盤内蔵器である子宮や卵巣、腸をしっかり温めることができるため、骨盤内蔵器への血行が良くなることで、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモン分泌もバランスが整いやすくなり、生理痛や生理不順、更年期障害など女性特有のお悩みの解消にもつながります。

これからますます寒さも厳しくなり、冷えによる痛みや不調も起きやすくなってきます。

冬の寒さを乗り切るために、みなさまも「仙骨カイロ」と「よもぎ蒸し」をぜひ一度お試しくださいませ♪

それと、足先の冷えや痛み、しびれに効果的なカイロの貼り方↑。

上記の場所、うちくるぶしとかかとの間に靴下の上からカイロを貼ると効果的です。

こちらもぜひお試しくださいませ。

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院

よもぎ蒸し