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『痛み止めが痛みを作っている?』

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、お彼岸頃からだいぶ秋らしくなってきましたね。

日中も日向にいると多少汗ばむ感じですが、日陰に入るとだいぶ涼しさを感じられます。

また朝晩はぐっと気温が下がりましたね。

お風呂あがりに窓開けてると夜風が心地よいです。

ですが気を抜いていると、この寒暖差に身体がついていけず、いろいろな不調や痛み、身体の不具合として現れることも少なくありません。

また、夏から秋にかけては台風も多く発生し、気圧の変化も大きくなりやすい時期でもあるため、そのあたりも影響して身体に負担がかかりやすいです。

思わぬぎっくり腰や寝違えに気をつけたいですね。

ぎっくり腰や寝違えはある日突然のようにやってきます。

気をつけていても、なるときはなります。

もしぎっくり腰や寝違えになってしまったら、できれば早めにケアをしたほうが良いと思います。

しかし忙しくてなかなか整形外科や整骨院、整体院などに行っていられないという時、痛み止めの薬を飲む場合もあるかと思います。

イ◯、バフ◯リン、ロキソ◯ンなど、いわゆる鎮痛薬ですね。

たしかにこれらのお薬を飲むと、さっきまでの激痛が緩和されて楽になるということは多いかと思います。

身体のケアをしなくても薬を飲んでいればそのうちに良くなってくるかもしれません。

とくに急性の痛みであれば、お薬をうまく使いながら痛みをコントロールし、徐々に自分の自然治癒力で治していくのも一つの方法だと思います。

しかし、痛みをこじらせてしまった場合などで、痛み止めの薬を長期にわたって飲み続けることがかえって痛みを長引かせてしまっていることもあるのをご存知でしょうか?

痛み止め=解熱鎮痛薬は副作用として胃腸に障害が出るということはよく知られていますが、根本的な問題はあまり知られていません。

代表的な痛み止めのメカニズムは、プロスタグランジンの生成抑制作用であり、これは血流の低下をもたらします。

また長期使用により交感神経の異常を生じ、より血流がせき止められたような状態になります。

そうするとその疾病部位を治すための有効成分は届けられませんし、飲むのをやめると身体は血流を再開させる血管拡張作用により、治癒疼痛が起こります。

さらにいえば痛み止めは全身の血流低下を招くので、様々な病気を作ります。

胃潰瘍などもその一つに過ぎませんが、痛み止めの長期使用サイクルが続くと発ガンなども起こしうります。

痛み止めは体温も下げるわけですから当たり前ですね。

さまざまな痛みは当然嫌なものだと思います。

しかし残念ながら痛み止めはヘロインで痛みを感じなくさせているのと同じ、本質的には食事を変え、姿勢を変え、根本的原因を解決するしかありません。

それは歪みの時もあり筋膜の問題の時もあり、骨の問題の時もあり精神的問題の時もあります。

それらを区別して治癒させることのできる人こそ、整形外科であれ整体やカイロであれ、真の治療家と呼べるのではないでしょうか。

参照:Tokyo DD Clinic 院長 内海聡 公式Facebook

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院