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『痛みに電気治療は効くのか〜ゲートコントロール理論〜』

痛みとゲートコントロール理論

電気治療なんか意味ないよとか、電気じゃ痛みは良くならないとか、そういったことを言う人けっこういます。

その人の経験的に、そう思っているのだと思いますが、同業である整骨院の先生でも電気治療を時間稼ぎ的な意味合いでしか使用していない先生も、もしかしたら多いのかもしれません。

そんな話を聞くと、もったいないなーて思います。

くぼた整骨院では電気治療(物理療法機器)を大いに活用しています。

実際に筋肉の緊張をやわらげたり、可動域もUPしたり、痛みも軽減してくれます。

とくに、ぎっくり腰の人が来たりすると、手技で調整した後に「ある方法」で電気治療を行うことで、かなり楽になったりします。

で、なんで痛みに電気治療が効くのかを説明する時、よく「ゲートコントロール理論」のお話をします。

実は痛みを感じる神経と電気を感じる神経は別々の神経なんです。

痛みを感じる神経は細く、電気を感じる神経は太いのですが、神経伝達の特徴として、太い神経に感じられる刺激のほうが細い神経に感じられる刺激よりも優先的に神経伝達がなされるっていう特徴があるんですね。

痛みを感じる神経=細い

電気を感じる神経=太い

そして、脳に刺激が伝わるまでの間に、ゲート(門)が存在しており、痛みの刺激と電気の刺激が同時に伝わろうとした時に、細いほうの神経のゲートが閉じ、太いほうのゲートが開きます。

すると太いほうの神経=電気の刺激が優先的に脳に伝達され、反対に細いほうの神経=痛みの刺激は脳に伝達されにくくなることで、痛みの緩和がはかれるのです。

これをゲートコントロール理論と言います。

実際に痛みが緩和されます。

でも、電気治療を効かせるためにはちょっとしたコツがありまして。

この手法を用いると、ぎっくり腰で歩くのもままならない、といった人でも劇的に痛みが良くなってスタスタ歩いて帰っていかれます。

この手法はぎっくり腰に限らず、寝違えだったり慢性的な肩こりや腰痛なんかでも有効です。

年末年始は思わぬ痛みや不調にご注意ください

これから年末に差し掛かり、ますます寒さも厳しくなり、慌ただしかったり慣れない大掃除なんかで身体に負担が蓄積し、ぎっくり腰などの思わぬ痛みに見舞われる人が増える時期でもあります。

お正月までラストスパートっていう時、必ずと言っていいほどぎっくり腰が増えるんですよね😅

みなさまにお正月を快適に気持ちよく迎えていただけるよう、今年も残りわずかですが引き続き健康サポートさせていただきますので、思わぬお身体の痛みや不調にお困りの方はお気軽にご相談くださいませ。

山梨県甲府市の整骨・整体 くぼた整骨院